第58話「虹色に輝く、アカガネサルハムシ」
皆さんこんにちは!ヨッしぃです!
今回はアカガネサルハムシをご紹介します。
今日も近所の山際を歩いておりました。すると、葉っぱの上にキラッと光るものが。
見ると、小さな昆虫が!とても小さく、5ミリほどなんですが、青のような赤のような虹色の金属光沢がとても美しい昆虫です!
アカガネサルハムシです。
写真に収めようとしたんですが、小さい上に葉っぱの上を右へ左へ、全く撮らせてくれない。ピントが合わない!
挙句の果てにパッと飛び立つ始末。
なんとか再度捕まえて、家に持って帰ってじっくり撮影、しようと、思ったんですがが、部屋でもまた歩き回り、一向に止まってくれない(泣)
一応何枚か撮ったんですがやはりうまく撮れず、半ば諦めているとまたパッと飛びたち、ついに外へ!
あー!
と、言った途端、何故かまた舞い戻り、ベランダの網戸にピトっ。
そこからは突然静かに、微動だにしなくなったので撮影場所再開!というわけで、ようやく撮れたのこの画像です。
しかし、見れば見るほど美しい!タマムシにも勝るとも劣らない色彩です。
そういえば、人気のある外国産のクワガタ、のニジイロクワガタにも色は似ていますね。
これでカナブンくらいの多きさがあれば一躍大人気アイドルになっていたでしょうね(笑)
いや、その前に乱獲されて絶滅危惧種になっていたかも。
そう、このアカガネサルハムシは普通種だそうです。でも、そんなに見る機会ないですよね。それにこのサイズ。
乱獲の対象にならず良かったですね。
しかし、アカガネサルハムシはブドウ、エビヅル、トサミズキ、ハッカなどの新芽を食べ、幼虫はそれらの根っこを食べます。幼虫が食べることによる害はすくないんですが、成虫がブドウのは食べ尽くし、農家に被害を与えることもあるそうで、そういったところでは‘’乱獲‘’も必要なのかもしれませんね。
音や振動に敏感で触ると擬死状態になり、ポロッと下へ落下するところも他のハムシやゾウムシ類とよく似ています。
〈アカガネサルハムシのまとめ〉
○体長:約5~7ミリ
○成虫:5~8月頃
○餌:成虫はブドウ、エビヅル、トサミズキ、ハッカなどの葉、幼虫はそれらの根っこ
○分布:本州、四国、九州、沖縄地方
○生息地:低地から山地の雑木林、草原、林縁
というわけで、今回は虹色に輝くアカガネサルハムシをご紹介しました!
では、皆さん、またお会いしましょう!