第66話「コスズメの幼虫、見つけた!」

最近、めっきり昆虫と出会うことが少なくなってきました。季節のせい?眼力の無さ?
代わりに、ヘビやカエルにはよく出会うんですけど。
ま、そんなに積極的にフィールド探検しているわけでもなく、僕のメインは道端とか林道で偶然出会った生き物、ということなので、仕方ないですかね。そういう時もある、ということで。

で、ちょうど近所の山際の歩道を歩いていると、もうどこから見ても気づくであろう大きなイモムシが歩いているではありませんか。どこか枝から落っこちたのか、蛹になる場所を探しているのだろうか、やっぱりコンクリートの上というのは落ち着かないのだろう、とても急ぎ足。

おしりのツノはスズメガの証
マジックで書いたような目ん玉模様

この容姿。

おしりにピョンと立つ一本のツノ、これはスズメガの幼虫の証。そしてこの、目ん玉のようなリアルな模様。
では何スズメかというと。
ン~、ちょっと待ってくださいね。
え~と、そうです、コスズメのようです!(某アニメ妖〇ウォッチ風に)

いやー。便利な世の中になったものです(^^ゞ

コスズメ、なんて言ったら普通の人なら「スズメの子?」となるんでしょうかね(笑)

撮影2021.9.9

スズメガの仲間のコスズメです。スズメガという割には、〇〇スズメ、△△スズメという種類の呼び方をし、通常最後のガは言わないので、もし鳥のスズメにもいろいろ種類があったらそれこそ、「どっちのスズメ?」となるところですね。

実はこの、コスズメの幼虫、そういえば6月にも一度出会ってました。

これです。

6月に出会った個体
なかなかの迫力


その時もなんの幼虫か分からず、ちょっと知人に教えてもらったんですが、今回の幼虫とはちょっと模様や色が違うようにも見えます。成長するとともに色やデザインが変わっていくチョウやガの仲間の幼虫はけっこういるんですが、大きさは前回とあまり変わらないような気がするし。

いやー、なかなか見分けがつかない!チョウやガの幼虫は難しい!成虫も難しいんですけど。

今回見つけたコスズメの幼虫、写真を撮った後、一旦その場を去りまた5分後に同じ場所を通ったんですが、もうすでにどこにも見当たらなくなっていました。けっこう急ぎ足だったので(笑)どこかに行ってしまったんだと思いますが、ということはもし僕がここに来るのが5分遅かったならば見つけてなかったということになります。
そう思うと、生き物との出会いは本当に瞬間的なものなんだなぁと、改めて思ったしだいです。
なので、皆さんも偶然の、瞬間的な出会いを大切にしてくださいね!

というわけで、今回はコスズメの幼虫をご紹介しました。

もし今度、成虫の写真が撮れたら追加でアップしておきますね!

では皆さん、またお会いしましょう!

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