第9話「ヒメウズラの飼育」

こんにちは!今回は、ちょっとおもむきを変えまして、現在飼育中のヒメウズラをご紹介します。

さすがに野生のヒメウズラを捕まえて飼育している、のではありません!(そもそも日本には野生種がいません)

①我が家にヒメウズラたちが
②超、ありあわせの飼育セット
③謎の死
④3羽は元気いっぱい!!
⑤いいこと考えた(^^♪

①我が家にヒメウズラたちが

近所でヒメウズラを飼育している人がいまして、そこのヒメウズラからヒナが産まれたんです。しかも、孵化器という、卵を孵化させる装置を使って、です!先述しましたが、日本にいるヒメウズラは観賞用の繁殖個体ばかりなので、野鳥のように親鳥が抱卵して孵化させるというのが苦手なんです。
なので、人工的に孵化させてあげないといけないらしいです。

で、その中から5羽を頂くことになりました。

2020.9.22これが何のヒナなのか、言われないとわかりませんね。
チョコチョコ歩くのがカワイイ!
子供達も興味津々

それにしても、ちっちゃい!!

こんなにちっちゃいのに、ちゃんと自分で歩いて、自分でエサを食べてる!なんか不思議!

で、その前に。
今さらですが、ヒメウズラって
もちろん鳥なんですが、皆さんはご存知でしたか?

僕は知りませんでした!!

ウズラはもちろん知っていました。でも、卵を見たり、食べたりしたくらいで、肝心の“鳥”の方は全然詳しくありません。ウズラそのものは見たこともないですし。
ましてや、”ヒメ”ウズラとなると、なおさらです。
名前も知りませんでした。

だいたい、昆虫とかでも、ヒメとか、ヒナ、が名前に付くと、元祖よりも小さい種類が多いので

「まあ、ウズラより小さいウズラなんだろうな」

と言うくらいの軽い気持ちで頂くことになったんですが。

実際、10センチくらいの手のひらサイズで、普通のウズラの半分ほどの大きさだそうです。

そして、2020年9月22日、ご自宅へ伺い、無事に引き取ってきました。
ウズラは、ニワトリやカモなどと一緒で、生まれたときからヒナは自分で歩いて、自分で餌を食べる鳥です。いわゆる、ヒヨコですね。
それに比べてスズメや文鳥、ハトやカラスはのヒナは、生まれた時は毛も生えてなくて、自分では歩けない、エサも自分では食べられません。

この生態の違いは分類上何か区別できるのかな?

②超、ありあわせの飼育セット

さておき、とりあえず、昔、昆虫飼育に使っていた、高さ1メートルくらいの組み立て式ネットケージがあったのでそれをウズラハウスにする。

以前、ナナフシや、セミの羽化観察などに使っていたケージです


エサを食べる時、そこらじゅう撒き散らすらしいので、ペットボトルを切ってエサ入れを作る。


水入れは牛乳パック。ヒメウズラは37℃に保温しないといけないらしいのだが、予算の問題もあり保温装置は買わず、代わりに元々家にあった、底に敷くタイプの小動物用ヒーターを使う。

それと寝床?用に、これも元々家にあったハムスター用の、おうち。
新たに購入したのはウズラのエサ¥400のみという、超安安飼育セットで飼育を開始しました。

③謎の死

ところが、最初は5羽共に元気だったのですが、もらって1週間くらいした時、1羽のヒメちゃんがグッタリ。。。しかも、ちょっと体が濡れている。体温も低下しているようだったので手の中に入れ、温めてやる。すると少し回復し、自分でエサを食べ始める。が、その2日後、☆になってしまいました。

さらに、翌日、もう1羽も全く同じ状態になり、やはり☆に。

何が悪かったんでしょう?

あとの3羽はとても元気なんですよ。そりゃ、保温設備とか、ケージとか、色々不備はあったと思いますけど。でも全滅じゃないんです。

直接の原因かどうかわかりませんが、ひとつ、気になったのは、☆になった2羽は、他のヒヨコに比べて小さかったんです。生まれた日の違いなのでしょうか。。。もう少し気にかけておけば良かったと後悔しています。

あとは水入れが大きかったのではまってしまい、体温が低下した可能性もありますね。それとも元々生命力が弱かったのか。。。。

④3羽は元気いっぱい!!

そして、頂いてから3週間弱。残りの3羽は順調に成長しております!

最初はケージに手を入れると、我も我もと手のひらに乗っかってきて、そこでウトウトし始めてるヒヨコたちがとてもかわいいものでした。

しかし、どんどん成長し、羽の色も白っぽく変わり、ケージの上の方まで飛べるようになった最近は、手のひらに乗るどころか、手を入れるだけでバタバタと逃げ回ります。

2020.10.10白っぽい毛になってきました。


中に敷いてある新聞紙を取り替える時なんか、もう大騒ぎになります(汗)

そうです、ウズラは、人間にはなつかないんです。

それが成長の証でもあるんでしょうが、ちょっと寂しいですね(泣)

(あぁ、小さかった頃が懐かしい。。。)

と、つい2週間前のことを思う日々です(笑)

⑤いいこと考えた(^^♪

しかーし!
最近、ちょっといい方法を思いつきました♪

たまーに、公園で、手の上のエサをハトに食べさせているおじいさんとかいますよね?
あれって、野生のハトですよ、一応。ヒナから育てたわけでもないのに手の上に乗って餌を食べているんですよね!

よし、あれだ!

早速、手のひらにエサを乗せ、そ~っとケージに手を入れます。最初、ビクッ、としていたヒメちゃんたちも、少しずつ手に近寄って来ます。そして、手の上の餌をついばみ始めたではあーりませんかー!
さらに、もう1羽、2羽も。
そのうち、3羽が競い合って手のひらに乗ってエサを食べ始めました。

2020.10.10見事、手乗りヒメウズラに!

(あぁ、このヒメちゃん達の足の感覚、懐かしい!)

と、やはり、つい最近の事を懐かしみながら、手を入れっぱなしにしていると、だんだん足がしびれてきたので、仕方なく手を出しました(笑)

それから、毎日、餌を手に乗せて食べさせています。まあ、長くても5分くらいの間ですけどね。
さすがに手の上でウトウト、はしてくれないですが、十分手乗りウズラ、になってます!

人に慣れてくれるとやっぱりかわいいもんですね。

長い時には10分くらい手を入れっぱなしにしていて、反対の手でスマホなど見てると、いつの間にかエサが無くなり、ヒメちゃん達が手の上からいなくなっている、なんてことも(笑)

やっぱり、エサが無いとなかなか手に乗ってはくれませんが、少し前よりは怖がらなくなったと思いますよ!

続けていると、少しは慣れてくれるかな!

そう信じて、また明日も練習、練習!

というわけで、今回は、飼育しているヒメウズラのご紹介でした。

では、またお会いしましょう!

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