第18話「藍色メタリック!ヨモギハムシ」
皆さんこんにちは!ヨッしぃです!
今日ご紹介するのはヨモギハムシです。
①藍色メタリック甲虫
②大きさ
③銅色カラーも
④エサと、見られる時期
⑤逃げ延びる知恵
①藍色メタリック甲虫
2020年10月末
とある草むらにて出会いました。
ヨモギハムシ、という昆虫です。硬い外羽を持っているのでカブトムシやコガネムシと同じ、甲虫の仲間です。
日本全国の開けた草原や畑、河川敷に普通に見られる昆虫なので、もしかすると皆さんも見たことがあるもしれません。
②大きさ
全長は1センチほどの決して大きくはない昆虫なので、あまり気にとめてなければ見逃している可能性もありますね。それか、もし見ていても
『なんか虫がいる』
で終わっちゃっているかもしれません。
そうです!目線をちょっと変えてみてください!
彼らはあなたのすぐそばにいるかもしれません!
③銅色カラーも
緑が多い草原で、ひと目でわかる藍色メタリックカラーの甲虫は、ほぼこのヨモギハムシで間違いないと思います。
ほとんどがこの色ですが、銅色メタリックなヤツもいます。銅色バージョンのヨモギハムシは光の加減により不思議な色に見えるそうですよ。
僕はまだ見たことがないので、ぜひ出会ってみたいものです。もし、皆さんもこの銅色ヨモギハムシに出会えたならば、一度、光に当てて色の変化を楽しんでみてください♪
④エサと、見られる時期
ヨモギハムシは名前の通り、ヨモギの葉を食べるハムシの仲間です。同じ種類の葉に数匹まとまって見られることが多いですね。
成虫は主に春〜秋まで見られますが、成虫で越冬することが知られていますので、真冬でも出会える可能性はあります。ただ、気温が極端に下がると草の根本や葉の裏側に隠れてジッとしているので見つけにくくはなるでしょうね。。。。
⑤逃げ延びる知恵
ヨモギハムシは捕まえようとすると死んだフリをして、手足を縮こませ、草の上からポロッと下に落ちちゃいます。こういう行為は、素早く、遠くへ逃げるための脚や羽を持たない昆虫達によく見られます。ゾウムシの仲間や、ナナフシの仲間などもこのような行動を取ります。これが彼らの、外敵から逃げ延びる一つの手段なんですね。
木を蹴とばすと上からポトッと落ちてくるクワガタムシも同じような習性です。
というわけで、今回はヨモギハムシの紹介をいたしました!
皆さんも、草っぱらや空き地の草に、藍色メタリックな昆虫を見つけたら、そっと顔を近づけてみてくださいね!
それではまたお会いしましょう!