第10話「即席!移動生き物園」
こんにちは!ヨッしぃです!
今回は生き物の紹介、と言うか、ですね、公園での『移動生き物園』のお話です。
①公園イベントに生き物園、開園!
②選ばれし生き物たち
③手作り感いっぱい!
④いざ、公園へ
⑤一番人気はアカハライモリ!
⑥やってもうた!!
⑦生き物は大切に扱いましょう
①公園イベントに生き物園、開園!
2020.10.11の日曜日
隣の公園で定期的に開催されるプレイパークと呼ばれるイベントがあります。
まあ、イベントといってものんびり、まったりしたもので、近所の有志らによって、普段あまりできないタイヤブランコ(タイヤを木にロープで吊り下げる)や、手作りターザンロープ、板キレに釘打ち体験、焼きマシュマロ、など自分たちで遊びを作る!がコンセプトな公園遊びのイベントなんですね。
いつも、そのイベントに参加しているんですが、
「今日は、自宅で飼育中の生き物達を持っていこう!!」
と突然思いつき、即席ミニミニ移動生き物園を開園することにしてみました!
園、と言う程の種類はいませんが(泣)
②選ばれし生き物たち
今回その生き物園に選ばれし生き物たちはこちら↓↓↓
エントリー№1
アカハライモリ6匹
エントリー№2
ニホンヒキガエル
エントリー№3
ミズカマキリ
エントリー№4
モクズガニ
ミズカマキリ「ミズカマキリはカマキリではありません」、ニホンヒキガエル「エ?ヒキガエル様?!」、モクズガニ「モクズガニ、あらわる」、は以前に当ブログでも紹介した個体になりますので、よければご覧ください。
③手作り感いっぱい!
アカハライモリは2年ほど前に捕まえたまたもので、またいつか当ブログでもご紹介できれば、と思っています。
とりあえず、それらの生き物を、小さな水槽に移し替え、突貫工事で生き物の名前、捕まえた場所なんかを書いて立て札を作ってみる。
④いざ、公園へ
そして、公園へ。
水槽を設置間もなく、
思ったとおり、たくさんの人が集まってきました!ご年配の方も、どれどれ、と真剣に覗いてくれたのは嬉しかったですね。
どの生き物も日本の自然に、人間の生活圏のすぐ近くに生息しているものばがりで、いわば普通種なんですが、皆さんそれはそれは珍しそうに見ていましたね🐭
⑤一番人気はアカハライモリ!
特に、アカハライモリは大人気で、ほとんどの子供が触っていたのではないかと思います。中には初めて触った、という子供もいたんですが、そんな子でも、毒がある、って事を知ってるんですね!
そうなんです、アカハライモリの体表には、あのフグと同じテトロドトキシンという毒があるんです。しかし、その毒量は微量なので、人体には影響か無いレベルなんですが、ぼくが子供の頃はアカハライモリに毒があるなんて聞いたこともありませんでしたよ。。。。?
今では定説になってますが、子供向けの図鑑やテレビ、インターネットの普及で、こういった情報が幅広く出回るんですね。ですから、実際には触ったことも見たことも無い子供も、知識としては刷り込まれているようです。
あと、人気者でもあり、不人気者でもあったニホンヒキガエル「エ?ヒキガエル様?!」はいずれにせよ話題になってました。このヒキガエルも前回ブログでご紹介しましたが、この近所で偶然捕まえたんです。こんなデカいカエルがこの近くにいるなんて!という感想がほとんどでしたね。
ある奥様はカエル全然平気のようで、しまいには肩に乗せていました(笑)
(しまった、その写真を撮るのを忘れた)
モクズガニ「モクズガニ、あらわる」も前回ご紹介しましたが、ちょっとハサミが怖いので、あまり触らず、見るだけで、ということに。
ミズカマキリ「ミズカマキリ」も以前当ブログでご紹介しました。今日持ってきた中では一番地味な生き物だった為か、あまり大きな歓声は聞かれず。
でも、本当に生き物好きな人なら、絶対このミズカマキリでしょ!なかなか、最近捕れませんよ?これ。
『おぉ。これはどこで捕れたの?』
なんて会話にもなりそうなものですが。
。。。。なりませんでしたね(笑)
⑥やってもうた!!
そのうち、皆一通り見終わって、水槽を囲む人もいなくなったので、僕も少しこの生き物コーナーを離れ、パパ友とおしゃべりしたり、子供と遊んだりするようになりました。
そして10分くらいして、生き物たちの様子を見に戻ったんです。
すると。。。。
いなーい!!ガビーン!(死語?)
今回のこの移動生き物園で注意しなければならないと思っていた2つの項目のうち、1つの事件が起きました。
そうです、生き物たちの”脱走“です。
誰が脱走したかと言うと。。。。
モクズガニのもっくんです(いま勝手に名前つけました)
そしてモクズガニは脱走の名人なんです!
この、もっくんについては前回、ブログでもご紹介しましたが、その時も脱走しているんです!
アカハライモリも脱走の名人で有名ですが、今回はもっくんに先を越されましたね(泣)
しっかり水槽のフタを閉めるようには言っておいたんですが、もっくんの水槽の覗き窓がしっかりロックされていなかったようです。
さすが、脱走名人。そんな小さなミスも見逃しません!
いや、感心している場合ではない。
探せー!
と、少し探してみましたが。。。。
早々に諦めました。
いつ出ていったのかも、どっちの方向に逃げたのかも、何もわからない。目撃情報もなし。
これは迷宮入りか。
まぁ、元々この近辺にいたカニだし、溝のなどを伝ってまた川にたどり着くだろう、と自分に言い聞かせ、諦めました。
いやー、しかし、失敗でした。いずれにせよ、僕の管理不足でした、もうしわけない!
それで。
それで、ですよ。
それから1時間後くらいでしょうかね、板に釘を打つ体験コーナーが終わったようで、子供達がトンカチやクギなど道具を片付け始めました。
すると、1人の男の子が、
「カニがおる!」
と叫びました。
「今、何と申した?!」
すぐ駆けつけると、なんと、工具箱の中に。
もっくんいました。
しかも、工具を仕分けする為の仕切りの中にきっちり収まって。
どゆこと???
まぁ、確かに、見た目工具っぽいけどね。頑丈なハサミはニッパーにも見えるけどね。
でも、自分からそれを認めて(?)わざわざ工具箱に入らんでもいいでしょうに(笑)
そういう事で、とりあえず奇跡的に無事発見されたのです。
⑦生き物は大切に扱いましょう
ちなみに。もうひとつ気をつけなければならなかった事、それは乱暴に触ったり、踏んづけたりして、生き物を弱らせたり殺してしまうこと、でした。
しかし、これは皆マナーもよく、大切に扱ってくれたおかげで、心配ありませんでした。
それでも、生き物を持ち運んだり、どんなに優しくても、触ることによって弱ったりしますので、本当ならばそっとしておくのが一番いいんです。
でも、今回は、子供達と大人にも、身近にこんな生き物がいるんだ、と、知ってもらえる良い機会になったのではないかと思います。
こんなことでもないと、なかなかね。
ヒキガエル抱っこしたりなんてこともできませんから(笑)
また次回も持ってしてほしい、という嬉しい声も頂きながら今回の移動生き物園は閉園しました。
また、来月か、再来月にもこのイベントがあるんですが、気温も下がってくるだろうし、生き物を持っていくのはちょっと厳しいかなぁ。
次は、来年の春かな。
それまでに、また、身近でちょっと珍しい生き物を捕まえて準備しておきたいと思います。
というわけで、今回は、移動生き物園のご紹介でした。
では、またお会いしましょう!