第2話「まさかまさかの、タガメ!!」

こんにちは!ヨッしぃです!

今日から少しずつ、身近な生き物を紹介していこう。。。と思ったんですが、ですが!ですが!いきなり謝ります、ゴメンナサイ!

なぜかと言えば、先日、全然身近ではない生き物を捕ってしまったんです!

別の生き物を探していて偶然網に入ったので、皆さんにも出会えるチャンスが。。。いや、ないない!限りなくゼロに近いと思います。僕もこの先ゼロかもしれない、そんなです。

前置きが長くなりましたが、そろそろネタばらしを。

その生き物とは、なんと、「タ」「ガ」「メ」

そうです、水中のギャング、あのタガメですよ!!

タガメと聞いてピンと来る人は比較的多いと思います。特に生き物好きなお子さんのいる家庭ではテレビや図鑑、DVDなどで一度は見たり聞いたりしているかと。

タガメについては、別の機会にご紹介しようと思ってはいたんですが、まさかまさか、自然採集に成功してしまったのでご紹介しないわけにはいかなくなりました(汗)

まずは、採集した時の画像です。

2020.9.21 なんと立派なタガメ殿!

どうですか!?すごいと思いませんか皆さん!いやー、またあの時の興奮がよみがえりました!

タガメという昆虫

これがタガメというとても貴重な昆虫で、生活のほとんどを水の中で過ごす水生昆虫です。とはいえ、魚のようにエラ呼吸をしているわけではなくて、お尻の先のある呼吸管を水から出して外の空気を吸っています。なので、水の外に出しても全然大丈夫です。

昔はいろんな池や、田んぼにフツーにいたらしいんです。んー、70年とか、それ以上前??

そして、日本が高度成長期に入ると、多くの農薬が使われ、生息数が激減し、今や絶滅危惧種Ⅱ類という、いわば絶滅の恐れのある生物、として位置づけられているのです。

まさか、まさか!

今回は、実は別の生き物を探していました。それは同じく水生昆虫のミズカマキリという昆虫です。ミズカマキリについてはまた別の機会にご紹介させていただくとして、とにかくですね、このミズカマキリを探す為に、とある川の、草が水面に垂れ下がった場所を、水網でガサガサしたんですねー。

ちなみに今回は自宅から離れた少し山の方です。全然身近じゃないじゃないか!とお叱りをうけそうですが、いや、家族でキャンプに行った帰り道だったんですよ~。。。

いかにも!何かいそうな場所

と!いうことで、どのくらいかなー、5回目くらいのガサガサくらいかなー。まず1匹のミズカマキリが入ったんですね。

ヨッシャーッ!

と小さな声で叫びながら、また、ガサガサ、ガサガサ。。。

そして、12回目(すみません、数えてません)くらいのガサガサを終えて網を上げたら。。。

うわっ!!(今度はまあまあ大きめの声っす)

と、叫んでましたね。

人間って、本当に驚いた時こんな声出るんですね(驚)!

それはさておき、一目見てそれと分かる生き物、タガメ様が網の中を登って来るではないですかぁ!

ここは初めて降りた川で、たまたま通りがかっただけでした。

しかも帰りを急いでいたので、大急ぎでガサガサ、したんですが、結局1時間弱の間になんと、4匹ものタガメが入りました。

タガメ、ミズカマキリ、トノサマガエル、よく見ればマツモムシ、コシマゲンゴロウも入ってます

細長いやつはミズカマキリで、これまた大漁!

ちょっと、いろいろ興奮してしまいまして、あまりタガメについての説明がありませんでしたね。。。

なので今度詳しく、またご紹介します。

今回は、同行した知り合いのお子さんに1匹だけあげて、残りの3匹はリリースいたしましたよ。

え!もったいない、とお思いの方もいるかも知れませんが、実は僕、過去にタガメを飼育しておりました。そして繁殖にも成功し、多い時で50匹近くのタガメの面倒を見ていた時があります。なので、タガメ自体は見慣れていたんですが、元々は自分で捕ったタガメじゃあ無かったんです。。。ハイ。

ですから、自然採集できた時の喜びはまさに感無量!でも、飼育はもう疲れたのでご遠慮させてもらおう、という結論に至ったわけです、ハイ。

本当は、いつかその繁殖させていた時の事をご紹介しようと思ってたんですよ。そしたら、まさかまさかの、だったもので。

というわけで、今回の生き物紹介はこれにて終わりです。

最後に、以前のタガメ飼育の時の写真をチラッとだけお見せしますね。

詳しくはまたの機会に、ということで。

では、またお会いしましょう!

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