第25話「日本七大珍種グモ、カトウツケオグモ!」
こんにちは、ヨッしぃです!
今回はクモのお話です。
①近所の小さな山と歩道
②小さなクモが1匹
③日本七大珍種グモの1種
④カトウツケオグモとは
⑤カトウツケオグモ、名前の由来
①近所の小さな山と歩道
2020年の7月のある日、駅からの帰り道、近所にある小さな山の際にある100メートルくらいの歩道を散歩がてら歩いていました。ここは当ブログでもちょくちょく登場することになる場所なんですが。
まあ、小さな山と言っても、いまはたしかに小さいです。でも、このあたりは元々の山だったところを削って開発された住宅地。そうです、人間が小さくしてしまったんですね。。。。
なので、元はこのあたり一体が山だったわけで、その当時からの生き物もまだこの山の中には残っているものと思われます。現に、「おっ?!」というような生き物がこの歩道付近に現れたりすることもあるので、ちょっと回り道をして、わざわざここへ来ることも多々。特に昆虫系は、なぜか歩道の柵の上にいることが多いんですよ。まあ、柵の上にいたら目立つからイヤでも目に入る、だけなのかもしれませんけど^^;
②小さなクモが1匹
そんないつもの歩道を歩いていると、柵の上に乗っている、「何か」、を発見。最初は鳥のフンかと思ったその物体は近づくとどうやらクモ?のようだ。その日は特に目新しい生き物にも出会えなかったので、とりあえずこのクモだけでもと、スマホでパシャリ。
そして後日、僕の所属するFacebookの、とある昆虫グループに投稿。
「こんなクモがいましたー」
なんて、とても軽いノリで。
するとすぐに、
「これは珍しいですよ!」
と、管理者直々にコメントが入る。
どうやら、このクモは珍種らしく、その名を「カトウツケオグモ」と言うらしい。
……なんですか?かとう?つけお?
……誰??
そこから僕も急いで調べましたよ。この加藤さんのことを!
特に意識せず、とりあえず撮っておこう、ぐらいの気持ちだったこの小さなクモ。そんなに珍しいクモだったの?!?!
こんなことならもっともっと写真を撮っておけば良かった!
なので今回は写真がたった1枚しかありません(泣)
これがそのたった一枚の写真です(´;ω;`)


③日本七大珍種グモの1種
ところで、日本には七大珍種グモ、と言うのがいることをご存知でしょうか。もちろん、僕は知りませんでした(笑)ついでなのでちょっとご紹介しておきます。
といっても、名前だけですが。。。。
それは、サカグチトリノフンダマシ、ワクドツキジグモ、マイイタイセキグモ、ツシマトリノフンダマシ、キジロオヒキグモ、ムツトゲイセキグモ、そして、こちらの、カトウツケオグモ、となるようです。
決して早口言葉ではありませ!いや、いっそのこと早口言葉にしてしまってもいいかもレベル(・∀・)
まあ、カトウツケオグモはその七大珍種の1つと言うことですからよほど珍しいクモなんでしょう。ちなみにその他の珍種クモについては全く知りません。興味のある方は別途お調べください!(無責任スミマセン)。とりあえずどんな姿をしているかだけでも知っておけば、今後もし出会ったときの対応が変わるかもしれませんね。僕もちょっと確認しておきたいと思います。
④カトウツケオグモとは
カトウツケオグモはクモの中でもカニグモの仲間になりますが、とにかく「珍しい」ということ。発見例が少ないのと、生息数も少ないらしく、詳しい生態もまだ謎に包まれているようです。分布こそ北海道を除く日本全国の里山〜山地に生息しているそうですが。いわゆる、クモの巣を張らないというのも特徴ですね。ですから森の中をあちこち動き回るということです。今回見つけたのはどうやらメスのようで、全長約1㌢程度、おすは更に小さく2〜3㍉で、全体的に黒褐色と言うことです。メスもさることながら、オスに至っては正直見つけられる自信ないですね。。。。
⑤カトウツケオグモ、名前の由来
そうそう、この変わった名前の由来。
日本で最初の発見者、加藤正世氏に因んで名付けられたということなんです。が、カトウ、は分かるとしても、ツケオ、っていう部分がよくわかりませんね。どうも発見者のお名前ではないようですし。なんでカトウツケオ?、なんでしょうか。もし、この名前の由来に関してご存知の方がいらっしゃいましたらご連絡ください☆彡
というわけで、今回は偶然出会った超希少グモ、カトウツケオグモのご紹介をいたしました!
これからは、種類の分からない生き物に出会ったときは、とりあえずたくさん写真に収めておこうと思います。今回みたいな残念な結果にならないようにも!
皆さんにも良き出会いがありますように(^^♪
ではまたお会いしましょう!