第45話「ゴミの隠れ家、ゴミグモ」

みなさん、こんにちは!ヨッしぃです!

今日はゴミグモをご紹介いたします。

2021.5.11

ゴミグモはその名の通りクモです。

ただ、巣の作り方が他のクモと少し異なります。

クモの巣の真ん中に、縦に1本ゴミのようなものが引っ掛かっているのをみなさん見たことはありませんか?

ゴミ?としか思えません。

クモのいなくなった古い巣に、ただゴミが引っ掛かっているのではありません。

よく見るとなにやら足のようなものが。

よーく見てください!

この、ゴミと思われる物体の真ん中に何やらのようなものが。

そうです、このゴミの上にクモが隠れているんですねー!

指を近づけても逃げません。

パッと見はまずわかりません。

自分の脱皮殻や食べ残しなどをくっつけてゴミの塊を作り、そこへ溶け込むように潜んでいるんです。

これぞ究極の擬態かもしれませんね!

でも、獲物から隠れる意味はあるんでしょうか。どちらにせよ巣を張って待ち伏せするので、巣に引っかかれば同じことだと思うんですが。。。。

ゴミの中にいるクモを探すのはなかなか難しいですが、クモの巣自体はこのゴミのおかげですぐ見つけることができます。 

みなさんももしこのようなクモの巣を見つけたなら、一度よーく覗いてみてください!

大きさはこれくらいです。

おしりの先端に三つの突起があります。

〈ゴミグモとは〉

○大きさ:♀12〜14㍉、♂7〜8㍉

○分布:本州、四国、九州

○出現時期:4月〜11月頃出現

○巣に自分の脱皮殻や食べ残しなどをくっつけ、縦長のゴミの塊を作り、その上に隠れいる。

○前方背面に二個、後方に六個の円錐状の突起がある。足も黒く、ややごつごつしている。

○民家の近くにも普通に見られるが、林の縁など多少木々のあるところの方がよく見られる。

○隠れいるクモは触ってもじっと動かない。

というわけで今回はゴミグモをご紹介いたしました!

では、みなさん、またお会いしましょう!

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