第34話「ヒキガエルの脱皮」
みなさんこんにちは、ヨッしぃです!
今回はヒキガエルの脱皮についてご紹介します!
さて、当ブログでも何度か登場したことのある、現在飼育中のがまくんこと、ニホンヒキガエルです。
①餌をやりすぎた!
②がまくんに異変!
③ヒキガエルの脱皮
①餌をやりすぎた!
がまくんは昨年2020年の10月に、近所の山際の遊歩道で見つけました。「第7話「え?ヒキガエル様?!」」
あまりにもカワイイのでついつい持ち帰り、現在飼育中でございます(・∀・)「第13話「ガマガエルのガマくん」」
そんながまくんですが、2020年の年末、少しごはんを食べすぎました。。。。
いや、正確には与えすぎた、と言ったほうが正しいかもしれません。
ペットショップで、イエコオロギを20匹買ってきたんですが、面倒なので全部がまくんの飼育ケースに投入したんです。
まあ、お腹が空いたら少しずつ食べていくだろう、と安易な気持ちで入れたのが間違いでした。
コオロギを入れた次の日。
ケースを覗くと、
ん??
コオロギがいない。。。。
いや、いるんだけど、1匹、2匹、3匹。。。。
え?3匹だけ?!
ほぼ食べておる!!
いや、食欲があるのはけっこうなんですが、ちょっと、一気に食べ過ぎでは。。。。?
生き物に餌を与えるとき、ただ単にたくさん与えればいいってもんじゃないんですよね。
特に飼育中の生き物は、ちょっと少ないかな、というくらいがちょうどいい!、とも言われます。
そして、ヒキガエルは自然の中ではそうそう餌にありつけることはなく、下手をすれば1ヶ月近く絶食、なんてこともあるらしいのです。なので、いざエサが目の前に現れると、ここぞとばかり暴食するようです。
『で。太りました。』
見た目で分かるくらいに太りました。もともと、ぽっちゃり体型ですが、さらにぽちゃぽちゃに!
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これが通常時のがまくんです。
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どうですか?画像では違いが分かりづらいかも知れませんが、実際に見ると一目瞭然。
とりあえず、当分、絶食というダイエット開始。まあ、室内で飼育しているとはいえ、夏場に比べて温度は低め。そんなに活性も高くはないだろうから、少しばかりご飯を我慢してもらいましょう。。。。
②がまくんに異変!
ダイエット開始からちょうど1か月ほど経ったある日、ふと、ケースを覗くと、がまくんの体がまるで脂汗をかいたかのように濡れている!
これぞまさしくガマの油?!
水辺に住むカエルとは違い、普段ヒキガエルの体の表面は乾燥しているものなんです。水入れの容器に入ったとしても、濡れるのはお腹だけ。(カエルはお腹から水を飲みます「第13話「ガマガエルのガマくん」」)
しかも、苦しそうに何度も口をパクパクしています。
なにか変なものでも飲み込んで苦しんでいるのか?!
あわてて調べました。
③ヒキガエルの脱皮
すると、どうやら「脱皮」の前ぶれのようでした。脱皮する際、皮をスムーズに脱ぎやすくするために体液で体を濡らすらしいんです。いわば潤滑の役目、ですね!口をパクパクする理由はよくわかりませんが、脱皮した皮を食べたりも食べたりもするそう。
いや、しかしです、そもそも!カエルが脱皮するんですねぇ!
恥ずかしながら知りませんでした!!!これは衝撃でした。。。。
オタマジャクシから陸に上がったカエルは少しずつ大きく育ってゆく事は知っていましたが、まさか脱皮をしながら大きくなるなんて!自分の無知さを改めて感じました(;´д`)トホホ…
脱皮をするということは、体が大きくなり、今の皮のままではキツイ!と言うことですよね。これって、もしかして年末に食べすぎが原因??
など考えるも、まあ、順調に成長している証拠、と言う事で、良し、としましました。
そして、次の日には何事もなかったかのように涼しい顔して、ケースの中のいつもの場所に鎮座しておりました。
もう、体も濡れていません。
そして、体も少し大きく?なったような、そうでもないような(笑)
そして、脱皮殻?と思われる欠片を一つだけ見つけました。
でも、他には見当たりませんでした。こんなに大きな体なのに脱皮殻がこれだけ??やはり食べてしまったんでしょうか。ヒキガエルの脱皮がらはヘビや、セミの幼虫みたいにはキレイに残らないようです。
いやー、しかし、焦った(・・;
あんなにに苦しそうながまくんを見ると、ねぇ。
絶対、何か良くないことが起きてるんだ、と。
脱皮。むしろ、良いことでしたね、安心しました(^_^)
というわけで、今回は、ヒキガエルの脱皮、についてご紹介いたしました。
では、また、お会いしましょう!
はじめまして、コメント内容から、どう考えても同じ川沿い?などの領域にお住まいかと思い心配になって、書き込みます。
私の家の簡易的なビオトープに昨年夏、大きなカエルがいついてしまい、市役所に行ったところ専門家がいない事から苦情を言いつけに行っただけの扱いになり、ヨッしぃさんと同じ専門家が居合わせそうな先に問い合わせたところ、そんなに大きいなら、ウシガエルだろうとの事で…。
うるさくないのか?と言われたのですが、鳴いているのを聞いた事がないと言うと、メスだろうとの事。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%82%AC%E3%82%A8%E3%83%AB
姿がこの若い個体の画像そのものだったので、そう判断しました。
画像でお見せしたかったのですが…。
私のはペッちゃんこと言うと、おなかすかせているのだろうと。
ウシガエルだろうと何であろうと、私の手でどうこうするのは嫌だったので引き取ってもらいたかったのですが、同じ問い合わせ先の方に外来種でもどこにでも生息している、飼育しているメダカなどの影響から処分するか、川から来たのだろうし川に戻すという事で放してもいいと言う回答を得て、放しました。
それは去年2020年の8月末頃から10月2日迄、私のビオトープの水で生活してました。
そこにガマガエルもいるとは思っていませんでしたが、大丈夫でしょうか…。
もっと西の方の川沿いに住んでいる人に言うと、普通に駐車場にいると言っていましたので、私が世間知らずだったのかとも思い。
恐らく大人のサイズを考えた時にガマガエルも食べてしまうのでは、と思っています。
そして、個人的にはここにいついた理由は次に投稿するものが原因であると判断しています。
rndfrg様
お返事が遅くなりまして申し訳ございません。
ビオトープに居つく大きなカエルといえばほぼウシガエルで間違いないと思います。ヒキガエルは産卵期以外は水辺には現れません。むしろ山の中に住むカエルだからです。とはいえ、やはり近くに川や池があることが多いとは思いますが。ちなみにガマガエル(ヒキガエル)は毒を持っていますので捕食者はおりません。唯一ヒキガエルの毒に耐性を持つ、蛇のヤマカガシだけです。ヤマカガシはヒキガエルの毒を自分の体内(頭の後ろ)にため込み、毒牙から出る毒液とは違った毒をそこから飛ばすことが知られています。